2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
第五話で自分の昔話をして、「未分化」のときがあったと書いた。そうしたら友人のYが共感してくれて、それについて話し合った。 子供の頃、「そこ」には秘密基地があって、いつも遊ぶ友達と「そこ」でいろんな遊びをした。「そこ」というのは物理的には近所…
とてもおもしろいイベントを開いてくれた藤村龍至さんに、まずは感謝。かなりマジメに聞いたので、考えたことを書きたいと思います。藤村さん、読んでくれるといいな。 ・「閉じてる」発言と社会性 よく「話が内輪で閉じてる」「言っていることがわからない…
http://www.polarinertia.com/jan07/bus01.htmは、おもしろい。ロシアのソヴィエト時代のバス停です。 ○近代もバラックもイスラムも土木も、全部のみこんじゃってます。 ○パロディなのかマジメな模倣なのか。マジメな模倣な気がします。あったはずの思想は見…
http://www.h5.dion.ne.jp/~sujaku/itikawa/c-0.htmlは、おもしろい。こんなことを学びました。 ○シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ(のちのル・コルビュジエ)の処女作ファレ邸は、美術教師レプラットゥニエ先生のジョン・ラスキン好きの影響がある。この…
なんだかよくわからないうちにマジメな話ばっかりしている。困った。くだらないことを書きたいよう。でもまじめができない人に笑いなんかできるわけないから、今は地盤堅めに精を出すしかない。不本意だがそういうもんなのである。 で、青木淳は不思議なこと…
次の三つは、人が「自分で考える」瞬間について、いろんな言葉で書かれたものだ。 何かを分かるということは、何かについて定義できたり記述できたりすることではない。むしろ知っていたはずのものを未知なるものとして、そのリアリティにおののいてみること…
このサイトは建築についていろいろと考えたり笑ったりするサイトです。 一見ブログのかたちをとっていますが、このサイト内の記事を読まれるときはまず「カテゴリー」からテーマを選んでください。それに関する記事だけが出てくると思います。日記のように新…
ル・コルビュジエ(以後、コルさん)という人は、近代建築の3巨匠と呼ばれる人で、日本だと上野の西洋美術館で有名です。去年僕の友人が、「西洋美術館を世界遺産に!」というような会のパーティーで発表原稿を書かなきゃいけないから「コルビュジエって誰…
またいろいろ考えているうちに、次に何を書くんだっけ、と忘れてしまう。思い出せない。それで読み返すと、柔らかい言い回しを使ってはいるけど、なんだか難しいことを書いている気もしてくる。難しいまま進んでいくと書くほうも読むほうも疲れるので、とつ…
制作:おんちゃん制作:みすずさん制作:濱野、兒玉と皆 (以下、発表原稿より) 「まずはこの写真を見てください。これは隅田川上にある貯木場の跡地です。遺跡のような静かな佇まいを目にした私は、この場所を、光や風や水を、いつもより少し鮮明に感じら…
森永製菓は「逆チョコ」で「男性から女性へ」に絞ったが、江崎グリコは「もっとフレンドリーバレンタイン!」でもっと気軽にみんな買おうよと言っている。不二家も"友チョコ"から高級チョコまでを揃えているらしい。とにかく各社とも2月14日を1億3000万人が…
僕が『原っぱと遊園地』を読んでめちゃくちゃ驚いたのは「まったく違うことを考えているはずなのに、出てきた答がほぼ一緒」だったからだ。青木淳は美術館からアプローチし、僕は「畏れ」からアプローチしたが、「よい空間」も「よい空間が生まれるわけ」も…
正確にいつからかはよくわからないけれど、僕の頭は神社へと向かった。過去のブログを見る限り2006年4月には「感動」や「畏れ」といったタームが見られ、同年9月には「美とはなにか」「明治神宮の構造」といった記事に発展している。10月になると都内の神社…
もしディズニーランドの園内で生まれて、その内側がすべての世界で、死ぬまでそこで暮らすとしたらきついなぁ。きっと思春期過ぎた頃から「この世界がすべてな訳がない!」という妄想が肥大化していって、ある者は塀を上ろうとして捕まり、ある者はわけもわ…
『あいさつ』そして『理念』を「です・ます」調で書いた。そしてすぐに心配になったのは「なんだかウザい印象を与えないだろうか」ということだ。よくわからないがそう思ってしまったのだ。だいたいなぜ「です・ます」調で書いたのだろうかと思ってよくよく…
「逆チョコ」をコンビニで発見して驚愕した。なんだこのくだらなさは。くやしいが素敵だ。こんなに馬鹿馬鹿しいのに店内で一番かしこく見えてくるコンビニのばかさ加減もどうなんだ。 任天堂の社長が「不要不急のものをつくっている」というようなことを言っ…
むかし"21_21 Design Sight"というミッドタウンのギャラリーで『チョコレート展』という展覧会をやっていたが、なぜか僕もチョコレートを題材に制作をすることになった。慶応の演劇出身の人たちと一緒に展覧会をやろうということになって、じゃあ僕もこの機…
『原っぱと遊園地』(青木淳著/王国社)を読んで、僕は自信を持って言えることがひとつある。「この本を読んで最も感動したのは僕である」あるいは、それが生意気に聞こえるなら、「この本を読んで僕のような感動のしかたをした人はいないのではないか」だ…
うーん。単発で書くことはできても、シリーズものを書く時間と脳の容量が足らないです。 なので予定もとりあえずナシ。すみません。
理念に「改」があっていいのかというと、よし、です。というのは僕は「建築家の本はつまらん」と書いてしまったのですが、これはよくないなと思い直したのです。「〜はつまらん、だから僕は真似したくない」 「〜は間違いだ、そのせいで僕らは被害を被ってい…
「来た人にとって「お得」なサイトにしたい」突き詰めて言えばそういうことです。 僕自身も好きでいつもチェックしているブログがいくつかあるけれど、「あぁこんな考え方を知ることができて得したなぁ」「知識が増えてラッキー」「この人の語り口は「ほっこ…
はじめまして、服部一晃です。 僕の略歴はプロフィールに書きましたが、まぁわかることは「学生さんか〜」ということぐらいです。だから見なくてよいです。ブログのプロフィールを見て「本文の理解が深まった」という話はあまり聞かないし、むしろ「知らない…