2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

少し長いつぶやき

昨晩のTwitter TL(タイムライン)上。 ラピュタのバルスでお祭り騒ぎが起きた(http://monaken.livedoor.biz/archives/51730440.html)と思ったら若い建築家の訃報が流れ、その悲痛な胸の内が伝搬していくが、それもまた別種の議論の介入を受け、またたく間…

構造主義がいまなんとなくわかったよレヴィ

最近、いろいろなものに対して簡単に批判はできないし、すべきではない、という気がしてきた。 前にイラッときて勢いにまかせて東批判を書いたりした(「批評家はだれだ!:『思想地図vol.3』東浩紀・北田暁大編」)けど、それも少し後悔している。 へんな話…

多層現実の建築 —Sekai Cameraと「建築の解体」—

「このような環境は、記号の群が明滅し、ゆれ動いている、とりとめのない場として成立しているといえよう。(…)しかもその記号が、空間のなかで占める位置の順列に決定性がなく、発生の序列も可変的で、不確定である。古典的な意味における可視的秩序は、ま…

頭の中はどこから来たのか?

やっかいなことを始めなければいけない。自分の頭の中にぼんやりとあった、将来自分の建築理論になるだろうと楽観視していたはずの断片たち。「自分の発想は自分独自のものだ」などと思うほどナイーブではないけれど、いちおう自分で選択してきた本を読んで…