足し算と引き算

音楽における足し算(0)

音楽における足し算・・・またしても「足し算」である。いま、「強烈に足し算的な音楽」にハマっている。 僕にとってアニメは2年間の冒険だったが、音楽は20数年のあいだ好きであり続けている芸術だ。いわゆる雑食で、マニアックへと突っ走ることも多かった…

足し算芸術としてのアニメ(6)

アニメとは足し算によってつくる芸術であり、その足し算には3種類ある。それぞれの足し算は、与える効果が違う。 1)「描き込み的足し算」→「没頭」 2)「衝突的足し算」→ 「ショック」(デペイズマン的〜は言いにくいので修正) 3)「装飾的足し算」→「…

足し算芸術としてのアニメ(5.5)

勢い良く「さぁその6にいってみよう」とか言ったものの、ちょっと休憩したくなったのでオススメアニメを勧めるという趣旨に戻ってみる。 今回は趣向を変えてSF以外のものをピックアップしてみる。 - ◯ドラマをどう組み立てるのか 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜…

足し算芸術としてのアニメ(5)

第5回。なぜアニメ表現論を長々と書いているかは次回説明するので、今は進めるのみ。 - ◯続・装飾について 『けいおん!』『けいおん!!』(2009〜2010年、原作:かきふらい、監督:山田尚子、制作:京都アニメーション)TVシリーズ全14回+27回 さて、前回扱…

足し算芸術としてのアニメ(4)

◯コミュニケーションを促進する装飾だらけのアニメ 『輪るピングドラム』(2011年、監督:幾原邦彦、制作:Brain's Base)TVシリーズ全24話 前回、『四畳半』『化物語』『まどマギ』『サマーウォーズ』を同じように「表現方法そのものを足し算する」として一…

足し算芸術としてのアニメ(3)

◯表現方法そのものを足し算する現代アニメ 『四畳半神話大系』(2010年、原作:森見登美彦、監督:湯浅政明、制作:マッドハウス)TVシリーズ全11話 『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年、原作:Magica Quartet、監督:新房昭之、制作:シャフト)TVシリーズ…

足し算芸術としてのアニメ(1)

2年間アニメを見つづけた。 特別な興味もなかったけど、YouTubeで「トップをねらえ!」(1988年、GAINAX)全話無料公開中とか言っていたので、本当に何気なく見たところこれがけっこう面白く、そっからずるずると見続けてしまった。 なぜアニメにハマ…

足し算芸術としてのアニメ(2)

◯マクロスシリーズ 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年、原作:スタジオぬえ、監督:石黒昇、河森正治、制作:タツノコプロ)劇場版 『劇場版 マクロスF』(2009年、2011年、監督:河森正治、制作:サテライト)劇場版2部作 マクロスの最…