『6Q』イベント告知!


『6Q 〜6の問いから始まる即興建築トーク〜』


新しい建築のトークイベントを開催します。
第一部は東大・東工大・藝大の三大学院の修士論文・制作を基に、各発表者が一つずつの計「6つの問いかけ」を会場に投げかけます。
続く第二部は全く異なる「6つの問い」を繋げることで、どのように建築が語れるか、どのように今と未来が語れるか、会場と共に即興トークを繰り広げようという新しい試みです。


▼イベント詳細
日時:2010年2月23日(火)18:00~21:30
場所:Uplink Factory
定員:80名
問い合わせ先:中川大起 6q3univ@gmail.com
■注)80名の定員がありますので、予約されて参加される事を推奨しております。


▼発表者
東大院---- 服部一晃(論文) 林盛(論文)
東工大院-- 中川大起(論文) 岩間直哉(制作)
藝大院---- 秋田亮平(制作) 中村紗惟子(制作)


▼ゲスト (50音順、敬称略)

新居幸治 (ファッションデザイナー, eatable of many orders)
有山宙(建築家,assistant)
五十嵐太郎(建築史家,東北大学教授)
磯谷博史(アーティスト)
岸健太(建築家,LWL,CDN
坂牛卓(建築家,信州大学教授,O.F.D.A)
佐々木新(クリエイティブディレクター,Hitspaper)
芹沢高志(アートディレクター,P3 art and environment)
健太郎(ビデオアーティスト,VCT/VIDEOART CENTER Tokyo)
豊田啓介(建築家,Noiz architects)
中山英之(建築家,中山英之建築設計事務所
松原慈(建築家,assistant)


▼発表内容

東大院-論文
服部一晃 / Kazuaki Hattori
妹島和世の思想 ー家具から建築へー」

妹島和世とは誰か?何を考えているのか?
生きている人の作家論は書かないという暗黙の了解を破って、妹島の建築を徹底的に解明しました。「家具・インテリアの思想」から出発したという仮説を立て、妹島の新しい読み方を呈示します。同時に、歴史のなかで妹島を捉えることによって、世界の現在が何に立脚し何を目指しているのか、も見えてくるかもしれません。

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東大院-論文
林 盛 / Sei Hayashi
「フラーを再定義する。-日本におけるR.バックミンスター・フラーの受容と展開-」

バックミンスター・フラー(1895-1983)の活動は発明や建築、ネットワーク論に至るまで多岐に及んでおり、現代建築にも多大な影響を与えています。フラーの思想は出発点において一見神秘主義的でありながらも、そのプロセスは非常に論理的、技術主義的でもあり、そのような両側面が過去に様々な解釈を許容してきました。フラーの思想の多面性を日本での受容と展開を元に紐解き、現代における再解釈の意義を見出そうという試みです。

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東工大院-論文
中川大起 / Daiki Nakagawa
「高層部に位置する"公共空間"からの眺望と応答する都市」

東京の"パブリックスペース"は上空にある。
都心部の中層高密化が進むと共に、快適さ・空間的な広がりを求めて上昇していったカフェなどの"公共空間"。"公共空間"から眺められる都市の景観には、公共性という意味がチャージされ、緩やかに環境を変えていく原動力となるのだ。
周囲の建物の更新に左右された脆弱な環境下の中に、立ち向かっていく逞しい現代都市現象から新たな都市像を発見する。

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東工大院-制作
岩間直哉 / Naoya Iwama
「空隙建築」

画像データのため、Uplinkのwebsite参照

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藝大院-制作
秋田亮平 / Ryohei Akita
「membrane bone」
熱可塑性不織布の可能性と展開

画像データのため、Uplinkのwebsite参照

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藝大院-制作
中村紗惟子 / Saiko Nakamura
「<紙>と形態」
paper×paper, FORM-空間を与える素材として

画像データのため、Uplinkのwebsite参照


皆様、ぜひぜひ来場の上、トークに参加してください。